生命保険は、家族が万一事故や病気になったときに保険金を支払ったり、各種生命保険の商品を契約して保険料をもらう会社。
そこで働くのが営業職員（保険外交員）という、主に女性が活躍する仕事なんだ。
最近ではこういった営業職員による契約は減少し、代わりに安価な医療保険が専門の保険会社やインターネットによる保険契約、さまざまな保険会社の商品を扱った「保険サロン」も増えてきたよ。
＊学歴・年齢・資格＊
（営業職員（大手生命保険会社のみ。個人事業主））
20歳以上の女性。（学歴は高卒以上）
（一般正社員（営業、事務など））
短大卒以上（見込含む）。中途採用の場合は経験者のみ優先。
＊必要なスキル＊
折衝力・コミュニケーション力など。
就職してから生命保険業務をはじめ、損害保険などの金融商品の専門試験に合格しなければならない。
＊アクチュアリー、ファイナンシャルプランナー（FP）の資格があると尚良。
＊向き・不向き＊
向き…保険の知識があること、きめの細かい応対ができることなど。
不向き…コミュニケーションをとるのが苦手、計算が苦手など。
＊生命保険会社の社員・営業職員になるための近道＊
（営業職員）
大手生命保険会社に仮入社し、「生命保険一般課程試験」の講習を受け、試験に合格しなければならない。（不合格の場合はそのまま解雇される。）
（一般正社員）
短大・専門学校・大学（主に経済・商業系など）に進学し、生命保険会社（大手、外資系は問わない）に就職する。営業職員と同じように「生命保険一般課程試験」の講習を受け、試験に合格すること。（不合格の場合は、会社によっては解雇される場合がある。）
事務職の場合は経験者のみ、パートや派遣社員で働く選択肢もあり。
＊リンク＊
（社）生命保険協会：http://www.seiho.or.jp/
＊参考文献＊
「13歳のハローワーク」 村上 龍著 幻冬舎
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