保健師は地元の保健所や企業の健康管理室(保健室)で住民や社員たちの保健衛生管理を行う専門職。かつては保健婦(男子は保健士)と呼ばれていたけれども。
保健師になるには大学の看護学部に進学し、保健師課程を取得後、国家試験に合格しなければならないよ。
保健師も看護師と同様、女性の数が多いけど、男性の保健師も存在するよ。
*学歴・年齢・資格*
大学の看護学部を卒業(見込含む)し、保健師国家試験の受験資格があること。(看護師の国家試験の受験資格も同時にあることも条件。)
看護系の短大・専門学校を卒業し、看護師免許を持っている方の場合は保健師養成の専門学校等を卒業(見込含む)し、保健師国家試験の受験資格があること。
*必要なスキル*
コミュニケーション力・医学・看護の知識、健康の知識など。
*向き・不向き*
向き…人の命と向き合うことが好きなこと、人に優しくすることが好きなことなど。
不向き…コミュニケーションをとるのが苦手、落ち着きがないなど。
*保健師になるための近道*
大学(看護学系)に進学し、保健師の国家試験に合格し、保健師免許を取得すること。(看護師免許も同時に取得すること)または看護師免許を保有している短大・専門学校卒業者は保健師養成の専門学校等に進学し、保健師免許を取得すること。
保健師免許取得後、市町村の保健所(役所の保健福祉課。いずれも市町村の採用試験を受けること)、一般企業、福祉施設などに勤務することになる。
*参考文献*
「13歳のハローワーク」 村上 龍著 幻冬舎
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