梅の実学園・なんでもマニュアル図鑑

生活に関するマナーや自己啓発、雑学を集めた教養ページです。

七夕

明日は七夕。

各地で七夕祭りやおうちで七夕飾りをしているところもいると思います。

今日は七夕についてお送りします。

 

1.七夕の由来

七夕は日本と中国の伝説と風習が結びついたのが由来です。

中国の七夕の伝説にはこう言われています。

”昔々、天の川のそばには天の神様が住んでいました。天の神様には、一人の娘がいました。名前を織姫と言いました。織姫は機を織って、神様たちの着物を作る仕事をしていました。

織姫がやがて年頃になり、天の神様は娘に、御婿さんを邀えてやろうと思いました。色々探して見つけたのが、天の川の岸で天の牛を飼っている、彦星という若者です。彦星は、とても立派な若者でした。織姫も、かがやくばかりに美しい娘です。

二人は相手を一目見ただけで、好きになりました。二人は結婚して、楽しい生活を送るようになりました。でも、仲が良過ぎるのも困りもので、二人は仕事を忘れて、遊んでばかりいるようになったのです。

すると、天の神様のもとへ、皆が文句を言いに来るようになりました。「織姫が機織りをしないので、皆の着物が古くてボロボロです。早く新しい着物を作って下さい」「彦星が世話をしないので、牛たちが病気になってしまいます」神様は、すっかり怒ってしまい「二人は天の川の、東と西に別れて暮らすがよい」と、言って、織姫と彦星を、別れ別れにしたのです。

でも天の神様は、織姫があまりにも悲しそうにしているのを見て、こう言いました。「一年に一度だけ、七月七日の夜だけ、彦星と会ってもよろしい」 それから、一年に一度会える日だけを楽しみにして、織姫は毎日、一生懸命に機を織りました。天の川の向こうの彦星も、天の牛を飼う仕事に精を出しました。

そして、待ちに待った七月七日の夜、織姫は天の川を渡って、彦星の所へ会いに行きます。”

年に1度の7月7日に織姫と彦星が会うことが許される日が七夕の由来です。

 

日本では裁縫や書道の上達を願う「きっこうでん」の風習と「棚機つ女」という、豊作をもたらす神様の衣服を織る乙女のことが由来しています。

 

2.七夕飾り

七夕飾りは笹竹に色紙で作った飾りを飾り、短冊を飾ります。

短冊には願い事を書きます。願い事は将来の夢や病気平癒、家族の健康と幸せなど何でもOKです。

ただし、家族や友達など相手をののしったり、中傷するような願い事は厳禁です。

 

3.七夕のごはん

七夕に食べる食事は決まりはありませんが、そうめんを食べるのが一般的です。

最近ではちらし寿司やそばなどを食べる家庭が増えてきました。

そうめんやちらし寿司には星などの飾りつけをするとテンションが上がります。

デザートにはひんやりとしたゼリーやシャーベットなどがおすすめです。

 

明日の七夕はどんな願い事を書きますか?

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*参考リンク*

ウィキペディア(七夕):http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E4%B8%83%E5%A4%95%E7%A5%AD

七夕について教えて(国立天文台ホームページ):http://www.nao.ac.jp/faq/a0309.html

【かわいい】七夕に作ってあげたいレシピ集(NEVERまとめ):http://matome.naver.jp/odai/2134124611057739501

*参考文献*

「おうちで楽しむ!大切にしたい「日本の年中行事」」 堀川 波著 PHP研究所

 

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