11月15日は「七五三」。
小さい子どもにとっては大事な行事となります。
今日は七五三についてお送りします。
1.七五三の由来
七五三とは、3歳の男女と、5歳の男の子、7歳の女の子が、11月15日に神社にお参りをして健やかな成長と健康を祈る行事です。
昔は小さな子どもが命を落とすことが多かったため、「7歳までは神の子」という伝承があります。
2.七五三のファッション
七五三のファッションは基本的に着物を着ます。
3歳の場合は3歳児用の着物に被布(ひふ)を羽織ります。
5歳の男の子の場合は子ども用の袴と羽織の着物を着ます。
7歳の女の子の場合は子ども用の振袖に髪を結います。髪が短い子も飾りをつけます。
いずれも親や祖父母が着付けをしますが、着付け師のいるヘアサロンや呉服店で着付けを依頼してもOK。
経済的理由や子どもが着物が苦手な場合は洋服でもOK。ファッションは男子は子ども用タキシード、女子は子ども用のスーツが無難です。
3.千歳あめ
千歳あめは子どもの長寿と成長を願って食べるあめで、細くて白い形をしています。そのあめに松竹梅や鶴亀などが描かれた化粧袋に入っています。
(写真はいちごと抹茶の味の千歳あめ)
千歳あめは神社で購入しますが、一部の菓子店でも販売しているほか、家庭でも手作りができます。
4.最近の七五三事情
七五三は神社で祝うのが習慣ですが、最近では家庭の多様化で事情が大きく変わっています。
一部の県ではホテルで開催するところもあります。
経済的理由で神社等には行けず、記念写真だけすます家庭もあります。
七五三は必ず着物を着て、神社等に行く義務はなく、各家庭の自由です。家族だけでおうちでお祝いするのもありです。
海外では七五三の行事はなく、七五三は日本だけの行事と言えそうです。
家庭の子どもで七五三の年齢に該当する子がいれば、家族みんなでお祝いをしましょう。
*参考リンク*
ウィキペディア(七五三):https://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E4%B8%83%E4%BA%94%E4%B8%89
*参考文献*
「おうちで楽しむ!大切にしたい「日本の年中行事」」 堀川 波著 PHP研究所
ランキングに参加しています。ぽちっと押してください!