ビジネスの場でも、結婚やお悔みが発生することも。
そこで、冠婚葬祭についてのマナーを紹介するよ。
前半は「結婚編」です。
(招待状)
会社の同僚や学生時代等の友達、親族が結婚することになり、招待状が届きました。
招待状が届いたら、すぐに返事を出しましょう。
披露宴には出席をするのがマナー。万一欠席をする場合は、お詫びの言葉を書き添えること。祝電を送るのもベスト。
(結婚式に出席するときのファッション)
結婚式の装いは、新郎・新婦の服装に準じた華やかな服装で列席すること。
女性の場合、昼は胸元の閉じた肩を出さないワンピースやアンサンブルなどのものを、夜は多少胸元を開いたもの、肩の出るドレスでもOK。
男性の場合は昼・夜ともにスーツが基本。
男女ともいずれのシーンでも花嫁・花むこの色である白はNGです。
和服の場合は、未婚者は中振袖または小振袖、既婚者は留袖が基本。訪問着の場合はどちらでもOK。
本振袖は花嫁の衣装なので、避けること。
(ご祝儀)
ご祝儀は挙式・披露宴の時に、新郎新婦に渡すもの。
金額としては、自分の経済状態に見合った額で十分です。
ただし、4(死)、9(苦)は縁起が悪いので厳禁!!偶数も「別れる」に通じるので避けること。ただし、2は「一対」、8は「末広がり」とされるのでOK。
お札は新札を用意しましょう。
(結婚式のマナー)
式場のマナーについてですが、まずは受け付けに行き、お祝いの言葉と簡単な自己紹介、招待していただいたお礼を言います。
次にふくさに包んだご祝儀袋は受付で開き、たたんだふくさを下敷きにして、受付の人に向けて両手で差し出します。
式が始まる前は、新郎新婦のご家族や友人、仲人の方がいたら自己紹介をし、お祝いの言葉をかけます。席に座るときは、同じテーブルの人にもあいさつを。
式がはじまったら、会話を楽しみながら食事をします。
結婚式での乾杯は、宴会とは違うので注意。隣同士などにグラスをぶつけず、胸の高さまで持ち上げて乾杯とします。
スピーチや余興の初めと終わりには、体をそちらに向けて拍手をしましょう。
退席をするときは、席次表やメニュー、メッセージカードなどは引き出物と一緒に持ち帰ること。
*参考文献*
「はじめてのビジネス ビジネスマナー」 古谷治子著 インデックス・コミュニケーションズ
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