アウトソーシング会社とは、仕事を探している人たちを対象に、あっせんしてきた請負先の会社の契約社員・アルバイト・パート従業員として採用する会社。請負社員とも言うよ。
アウトソーシング会社の請負社員は派遣社員とは異なり、福利厚生もなく、交通費もない場合が多い。アウトソーシング会社はあくまで仕事のあっせんと給与の支払いだけで、他は何の支援もないよ。
アウトソーシング会社で仕事をするには、人材派遣会社と同様、就職試験に合格しなければならないよ。
*学歴・年齢・資格*
(営業)
大卒以上(見込含む)。
(事務職)
短大卒以上(見込含む)で、事務経験者(アルバイト・パートを含む)を優先。
*必要なスキル*
労働の知識など。
*向き・不向き*
向き…労働の知識があることなど。
不向き…コミュニケーションをとるのが苦手など。
*アウトソーシング会社社員になるための近道*
短大・大学(学部は問わない)に進学し、アウトソーシング会社に就職すること。
(アウトソーシング会社の請負社員)
高卒以上の方なら、未経験でも、アウトソーシング会社の登録請負社員として登録することができる。(ただし、請負社員として仕事をするには資格や実務経験を優先する場合が多い。)請負社員の雇用形態は契約社員、アルバイト、パートの扱い。
請負社員の給与は派遣社員と同様、時給制で、交通費はつかないことが多い。退職金・福利厚生はなし。年末調整はしないことが多いので、後日自分で確定申告をして、所得税を払わなければならない。
請負社員の仕事は事務職(一般事務・ファイリング・経理事務・営業事務・貿易事務・総務事務など)、電話受付、受付、販売職、製造職など。
派遣社員と同様に、偽装請負などのトラブルも大きな問題となっている。
*参考リンク*
ウィキペディア(アウトソーシング):http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0
*参考文献*
「13歳のハローワーク」 村上 龍著 幻冬舎
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