夏休み、日本では夏休みの宿題に追われている子たちが多いですね。
日本では4教科(中学・高校では5教科)のドリルに自由研究など、やることが山積みです。
海外ではどうなのでしょうか?
1.日本の長期休暇の宿題
日本では夏休み、冬休み、春休みには必ず宿題があります。
主なものを上げてみると…。
・学習ドリル(小学生:4教科、中学生・高校生:5教科)
・自由研究
・作文
・日記(小学生は絵日記)
・写生画(高校は除く)
・書道(冬休みのみ)などなど…。
また、小学校を卒業した新中学生は進学予定の中学校の宿題、中学を卒業し、高校に合格(または中高一貫による内部進学)した新高校生は進学予定の高校の宿題があります。
こうしてみると、日本は宿題が多い国です。ふだんでも宿題が多いですから。
2.海外の宿題
海外で休暇中の宿題があるのは韓国やポーランド。韓国は自分の興味のあるものをレポートで出すそうです。
しかし、アメリカやイギリス、フランスなど、ほとんどの国では宿題がありません。海外の宿題は長期休暇でない普段の日に出すことが多いです。
多くが自分から課題を持って勉強する自由学習がほとんど。海外では日本に比べて、子どもを一人の人格とみなしていて、生徒一人一人の自主性に任せています。これに対し日本では学習の習慣化を促進するために宿題を出しています。学習の習慣をつけていなくて、遊んでばかりいるのを心配する教師が多いのです。親でも同じです。
こうした国の習慣の違いが、学校の宿題でも大きく違っています。
3.海外の学校の休暇
日本では夏休みが約1か月、冬休み、春休みが約2週間。
海外では夏休みが2~3か月。冬休みや春休みが1~2か月ほど。多いところでは4か月の休みがあります。
海外に比べて日本は会社も含めて長期の休暇が取りにくく、毎日働きづめの社会。学校でも大人社会の問題がもろに影響を受けています。日本も海外と同様にゆとりを持って学べる社会、働ける社会でないと、将来は厳しいと思います。
夏休みが終わるまでまだ先ですが、早めに宿題を片付けて、有意義な夏休みにしたいですね。
*参考リンク*
他国の夏休みの宿題はどんなもの?(おしえてねドットコム!):http://homepage2.nifty.com/osiete/s668.htm
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