年末年始はいろいろなイベントがいっぱいあるけど、その前にやることはいっぱいあるよね。
今日は年末年始の準備についてお送りします。
その昔は松や薪を取りに行くために、山へ行く習慣がありました。
現在では大掃除や買い出し、年賀状作成や新年のごあいさつなどで忙しいです。
まずは年賀状。手書きで書くのが一般的ですが、最近ではパソコンを使って作成することが増えてきました。パソコンやプリンターがあると、多くの人たちに年賀状を送ることができ、コストもはがきやプリンターのインクのみですみます。自分で年賀状を作れない人は写真店やコピーショップなどでも年賀状を作成してもらうことができます。身内が亡くなった場合は、年賀状は送らず、喪中のあいさつを出します。
しかし、携帯やスマホの普及で、年賀状を書く人たちは年々減少し、代わりに携帯やスマホのメールで「年賀メール」を出す人たちが増えています。特に若い人では顕著です。年賀メールは1月1日の0時前後に送ると非常に込み合いますので、しばらくたってから送ってください。
大掃除は各家族の部屋から台所、風呂、トイレ、屋根、ベランダなど、家の中にたまった汚れを掃除します。ちなみに大みそかの日に掃除をすることを「掃き納め」といい、元旦の掃除は「福を掃く」として縁起がよくないとされています。大掃除に使用する洗剤などは前の日に準備することが必要です。
買い出しですが、元旦の日のほとんどがお店が休みのため、必要な日用品やおせち料理を作るための材料、ストックする調味料などを買い出しをします。
おせち料理は家庭で作るのが基本ですが、最近はおせち料理を作らない家庭が増えてきています。スーパーやデパート、和食店などでおせち料理を予約し、家まで配送することができます。ただし、価格は非常に高いので、経済的なことを考えて、自分で作る方が無難です。
年越しそばの準備も必要で、買い出しのときにそばなどを購入し、当日に作ります。そば屋で直接食べるかそばセットを購入することも可能。市販のカップそばでもOKです。
年末年始の準備は大変ですが、家族そろって気持ちよく新年を迎えましょう。
*参考文献*
「おうちで楽しむ!大切にしたい「日本の年中行事」」 堀川 波著 PHP研究所
ランキングに参加しています。ぽちっと押してください!