消防士(消防官)は火事や災害が起こったときにかけつけて、救助する仕事。
消防官の採用試験に合格し、消防学校で学んで初めてその仕事に就くことになる。
また、急患の救急処置を行う「救急救命士」も消防士の仕事。
*学歴・年齢・資格*
高卒以上(見込含む。消防官採用試験Ⅰ~Ⅲ種の受験資格。※年齢制限あり)。
Ⅰ種:大卒
Ⅱ種:短大・専門学校卒
Ⅲ種:高卒
法律や理工系などの専門系の採用枠もあり。
*必要なスキル*
災害救助・救急処置の知識、体力など。
*向き・不向き*
向き…責任感が強いこと、人や災害に立ち向かうことなど。
不向き…コミュニケーションをとるのが苦手、気が弱いなど。
*消防官になるための近道*
高校・短大・大学(学部・学科は問わない)に進学し、卒業年時に各都道府県の消防官採用試験Ⅰ~Ⅲ種に合格すること。合格してから消防学校で学んだあとに、各地域の消防署で仕事をすることになる。
(救急救命士)
救急救命士養成の専門学校で学び、年に1回ある救急救命士国家試験に合格すること。合格したら、各地域の消防署で仕事をすることになる。
また、医学・看護系などの大学で公衆衛生学などの科目を履修し、消防官(救急隊員)として1年以上の実務経験があれば、受験することができる。
*参考文献*
「13歳のハローワーク」 村上 龍著 幻冬舎
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