梅の実学園・なんでもマニュアル図鑑

生活に関するマナーや自己啓発、雑学を集めた教養ページです。

昭和の文化史

4月29日は「昭和の日」。

昭和にはいろいろな歴史があります。戦前・戦中はとてもつらい歴史でしたが、戦後になってから、日本は大きく様変わりしました。

戦後の中でも昭和時代はいろいろなものが登場しました。昭和で開発したものがのちに社会現象になったものもあります。

今日は戦後の昭和の文化についてお送りしたいと思います。

 

1.ファッション

戦中までは着物やもんぺが主流でしたが、戦後になると、洋服に変わりました。

洋服も様々な流行が登場しましたが、アメリカやヨーロッパのファッションをモデルにしたり、日本のアパレルメーカーが開発したりとさまざま。

平成の現在でもそうですが、ファッションの流行の先駆者の中心となるのが若者。特に女子高生から若いOLが顕著でした。グループサウンズや「竹の子族」などの影響で、多くの若者たちが独特のファッションを楽しんでいました。

 

2.食

食べ物は戦後の当初は日本全体で飢饉が起こり、子どもを中心に多くの人たちの栄養状態が危機的な状況になっていました。

高度成長期に入ってから、だんだん食が豊かになってきました。全員無差別に提供する学校給食が各地の小学校で始まり、コッペパン脱脂粉乳、おかずが登場しました。後に給食の質も大きく変わり、一部の中学校でも給食が始まって、現在に至っています。

料理も和食が中心だった日本の食文化は洋食や中華の料理が登場し、多くの飲食店やインスタント食品も登場しました。

食の質が豊かになる裏に、有害な食品添加物の使用や公害問題など、人々の健康被害が起こっているのも事実です。その当時は野菜等の産地のこだわりや食品添加物の規制についてはほとんどありませんでした。現在の食品添加物の使用はかなり規制されていて、産地にこだわった食品や飲食物は増えてきました。

 

3.娯楽

テレビは高度成長期に普及し、その当時は白黒からはじまり、カラーテレビへと変化しました。

番組もドラマ、バラエティ、歌番組など、多くの花形番組が登場し、多くの有名タレント・歌手・俳優たちを輩出しました。子どもの心をくすぐるアニメたちもその当時は人気のものがたくさんありました。

おもちゃは一世を風靡した「ダッコちゃん人形」に始まり、超合金のロボット、リカちゃん人形、人生ゲーム、野球盤などのおもちゃが登場しました。昭和の後期になると、喫茶店を中心にインベーダーゲームが登場し、多くの若者たちがゲームを楽しみました。そして、「ファミコンファミリーコンピュータ)」が登場し、子どもから大人まで、おうちでテレビゲームを楽しむ家庭が増えてきました。

雑誌は少年雑誌や少女雑誌、女性週刊誌など、いろいろなジャンルの雑誌が登場しました。コミックや文庫本も登場し、多くの子どもや若者たちに人気でした。

 

大まかなことをざらっと紹介しましたが、さらに詳しいことは次回紹介したいと思います。

昭和の時代を過ごした大人たち、平成の時代に生まれ、昭和の時代を知らない子ども・若者たち、今日は家族そろって昭和時代について語り合ってはいかがでしょうか。

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*参考リンク*

戦後昭和史:http://shouwashi.com/

 

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